看護師ですが転職サイトの話と全然違いました【回答:あるあるです】
ご相談
やまピーさん(20代・看護師)こんにちわ。
私は今年の春、転職サイトの紹介で都内の病院に転職しました。
ですが、聞いていた話と全然違いました。
そんなに忙しくない=激務
シフトは固定曜日の休日OK=NG
有給取れる=取れない
給料最低30万=20万円台前半
残業1日1時間くらい=2時間以上
人間関係が良好=険悪
あとは委員会、勉強会の強制、看護師5年目なのに看護研究あり、など不満だらけです。
転職サイトの担当者にはクレームを言いました。
でも「よくある話」「とりあえず1年頑張ってみては?」と言われるだけで、何もしてくれません。
今は退職を考えています。
ですがまだ転職して3ヵ月目です。
早期退職は、さすがに非常識かなと悩んでいます。
皆さんならどうされますか?
どんな転職サイトを使っていますか?
回答
大橋エリ(20代・看護師)こんにちわ。
最悪な転職サイトですね(-_-;)
私も転職サイトに騙された経験あるので、お気持ちよーーーく分かります。
メッチャむかつきますよね!
私も転職サイトで紹介されましたが、実際は給料が低く、残業多い、休みも取れない、そもそも希望の配属先じゃないなど、いろんな問題がありました。
担当者にクレームを出すも同じように「何とか1年」と言われ、何もしてくれませんでした。
アイツらは結局商売です。
1年未満の退職は、転職サイト側にペナルティがあるようです。
1年経てば、満額の仲介料がもらえると。
「それまでは頑張ってねw」と、自分たちの都合しか考えていません。
私達はただの商品でしかありません。
「皆さんならどうされますか?」
私は速攻で辞めました。
転職サイトから電話がかかってきてワーワー言っていましたが、着信拒否にしてやりました。
アイツらは利益しか考えないゴミクズです。
「早期退職は、さすがに非常識かなと悩んでいます」
やまピーさんは誠実な方なのだと思います。
でもその誠実さが逆に利用されています。
失礼を承知で言わせて頂ければ、「看護師はやりがい摂取で成り立っている職業」のまさに典型例です。
病院側にも転職サイトにも搾取されています。
やまピーさんは、ご自分が食い物にされているのを自覚された方がいいと思います。
(キツイ言い方でごめんなさい)
「どんな転職サイトを使っていますか?」
転職サイトは使ってはダメです。
アイツらは商売です。
客は病院であり、私たちではありません。
私たちを病院に売って成り立っています。
金のために私たちを利用しているにすぎません。
こちらに寄り添っている風を装いながら、結局は病院のために動いているのです。
アイツらを味方だと思ってはいけません。
もちろん。
全ての転職サイトが悪徳ではないと思います。
良心的な転職サイト、良心的な担当者がいるのも事実です。
でもそれはかなり稀です。
なぜなら「嘘を付く」「不都合な事実を伝えない」「悪い物でも良く見せる」などしなければ、成績が上がらないからです。
これは転職サイトに限らず、営業職なら多少なりとも誰もがやっています。
成績を上げるために。
アパート賃貸と同じです。
彼らも平気で嘘をつきます。
私の元カレは、不動産業界で働いていましたが、詐欺師の集まりだと言っていました。
客に損をさせるほど、利益になると。
人材業界も同じ構造です。
私たちが辛い目に合うほど、転職サイトは報酬を得ています。
通常は、年収の20%前後が転職サイトの紹介料となります。
例えば年収500万なら100万円が、彼らの懐に入ります。
これでも莫大な利益ですよね。
でも病院によっては、紹介料が30%、40%になるそうです。
お気づきだとは思いますが、ブラック病院ほど高額になります。
看護師が集まらず、お金で無理やり集めています。
転職サイトが力を入れるのは、こうしたブラック病院です。
基本的に、転職サイトは信用する価値が無いと思っておいた方がいいです。
まずは疑ってかかるべきです。
それでも利用するなら「何を隠し、どんなウソを付いているのか?」に用心すべきです。
「どんな転職サイトを使っていますか?」
私は看護協会のeナースセンターを利用しました。
あそこはお金が絡んでいません。
損得なしでやってくれます。
公平な立場で求人を紹介してくれます。
それだけで価値のある所です。
お金が絡んでいないのは、ハローワークも同じです。
ただハローワークは「誰でも求人を出せる=ブラック率が高い」ため、あまりお勧めできません。
求人数はダントツに多いですが、ブラック率もダントツに高いです。
さて。
ここまで転職サイトをボロクソに叩きましたが、良い点もそれなりにあります。
例えば、
・内情を詳しく知っている(過去にサポートした看護師から聞き出している)
・いろいろ代行してくれてスムーズ(日程調整、書類、手続きなど)
・給料交渉をしてくれる(高くなるほど彼らの利益になるので)
・求人事情に詳しい(隠れホワイト病院なども教えてくれる)
・コネがある(人気病院の内定確率が上がる)
・入職後でも話しが違えば動いてくれる(一部の優良大手のみ)
逆に看護協会は、良くも悪くも商売っ気がありません。
中立ではあるのですが、やる気はありません。
転職しようがしまいが、利益になるわけじゃないので。
とは言え、転職サイトは信用するに値しません。
看護協会から紹介を受けるのが無難だと思います。
ただし看護協会経由でも、入職後に条件を変えるケースは聞いたことがあります。
結局、病院側になんのペナルティもないので、やりたい放題なんですよね…。
じゃあどうしたら?
一番良いのは、信頼できる第三者からの紹介だと思います。
家族や友人、先輩や上司など。
紹介なら内情が事前に分かります。
紹介者の顔を潰さないよう、病院側も下手なことをしてきません。
それに日本は、いまだにコネが強いです。
旧体質の医療という世界は特に。
最後に。
優先順位としては、
知り合いの紹介>看護協会>ハロワ>転職サイト、になるかと思います。
転職サイトは最後尾。
特に経営が厳しいであろう、中小サイトは信用する価値すらありません。
儲かるかどうかしか、考えていません。
悪評が立てば、サイトを潰して、名前を変えて再出発する手口だそうです。
小さな法人ほど、そうした小回りはききますので。
看護師は価値ある職業です。
それゆえに金の亡者が群がってきます
ご注意ください。